【AccessPower売上管理EX】
[動作環境] 日本語版Access2003以降
[制作者名] SystemWatanabe
[著作権者] SystemWatanabe
[システム概要]
Microsoft Accessで作成した売上管理システムです。
[システム構成]
《 売 上 》
売上入力
納品書
都度請求書
売上一覧表
売上明細表
売上区分別集計表
信販売上一覧表
売上明細照会
《 回 収 》
入金入力
領収書
入金一覧表
入金明細表
入金区分別集計表
受取手形明細表
《 請 求 》
請求締処理
請求明細書
合計請求書
請求一覧表
回収予定表
得意先元帳
売掛残高一覧表
《 売上分析 》
売上日計表
売上実績表
売上推移表
売上前年対比表
売上実績グラフ
売上推移グラフ
売上構成グラフ
《 保 守 》
台帳保守
請求残高訂正
データ一括削除
伝票印字設定
《 ユーティリティ 》
バックアップ
リンク先変更
エクスポート
システム切替
【共通操作】
[入力画面の操作]
[帳票印刷時の操作]
【導入時の作業】
[インストール]
[各種コード等の入力]
[開始残高の入力]
[導入時の注意点]
【運用上の注意事項】
[LAN環境での注意点]
[マスタのコード削除について]
●注意事項
[売上入力]
売上伝票の入力・修正・削除を行います。
新規伝票の入力を行う時
画面右上のMODEが"新規"になっている時、新規伝票を入力できます。MODEが"修正"になっている場合には、
現在表示されている伝票を登録(F9)するかまたはキャンセル(F11)して、MODEを"新規"にしてください。
既存伝票の修正を行う時
「F8:呼出検索」を押下して修正したい伝票を選択してください。伝票が画面に表示されます。
既存伝票の削除を行う時
「F8:呼出検索」を押下して削除したい伝票を選択し、伝票が画面に表示されたら、「F10:削除」を押下してください。
「売上日」:売上日を入力してください。「売上日」は出荷日などの伝票上の日付です。
「請求日」:請求計上日を入力してください。通常は「売上日」と同じ日付ですが、品物は出荷したが請求は翌月に廻すなどの場合は請求日を翌月の日付として入力します。
「見積計上」:AccessPower見積管理EXを導入されている場合のみ使用可能です。
見積から売上計上する場合は、見積検索画面より見積番号を選択してください。
見積から売上計上を行った場合には、見積伝票の見積状態は、"売上計上"に自動更新されます。
(注意:見積番号は、見積伝票番号とは異なる場合があります。見積番号は見積伝票毎に自動採番されたコンピュータ上で管理するための連番です。)
「受注計上」:AccessPower受注管理EXを導入されている場合のみ使用可能です。
受注伝票から売上計上する場合は、受注残検索画面より受注番号を選択してください。
(明細単位で受注を売上計上(分納)する場合には、明細行で「F8:受明計上」(受注明細売上計上)を押下して、受注を選択してください。)
受注から売上計上を行った場合には、受注伝票の受注残数が自動的に引かれます。
(注意:受注番号は、受注伝票番号とは異なる場合があります。受注番号は受注伝票毎に自動採番されたコンピュータ上で管理するための連番です。)
「得意先コード」:得意先コードを入力してください。
「F3:台帳保守」または[得意先]ボタンを押下すると台帳保守システムの得意先入力画面が表示され、新規得意先を入力可能です。
「F5:コード検索」または[...]ボタンを押下すると得意先検索画面からの選択も可能です。
「得意先名」:得意先名を入力してください。得意先マスタの得意先名が初期値としてセットされます。
「伝票番号」:伝票番号を入力してください。[基本情報入力]の「売上伝票avが自動になっている場合には、入力する必要はありません。
「伝票区分」:伝票区分を入力してください。得意先マスタの「売上伝票区分」が初期値としてセットされます。
「伝票区分」が "現金"および"信販" の場合は、別途入金入力する必要はありません。自動的に入金扱いとなります。
「信販会社コード」:「伝票区分」が"信販"の場合は、信販会社コードを入力してください。
「納入先コード」:納入先コードを入力してください。
「部門コード」:部門コードを入力してください。得意先マスタの部門コードが初期値としてセットされます。
「担当者コード」:担当者コードを入力してください。得意先マスタの担当者コードが初期値としてセットされます。
「F5:コード検索」を押下すると担当者検索画面からの選択も可能です。
「税通知」:税通知区分を入力してください。得意先マスタ(請求先)の税通知区分が初期値としてセットされます。
「税通知区分」が"請求時一括"の場合、消費税は[請求締処理]で計上されるため、伝票の「外税額」には表示されません。
「税端数」:税端数処理区分を入力してください。得意先マスタ(請求先)の税端数区分が初期値としてセットされます。
「単価掛率」:得意先マスタの単価掛率がセットされます。
「金額端数」:金額端数処理区分を入力してください。得意先マスタの金額端数区分が初期値としてセットされます。
金額端数処理とは、「数量」×「単価」によって計算された金額に小数以下(端数)が生じた場合、切り捨て・切り上げ・四捨五入 のいずれかで処理します。
「av:明細行番号が表示されます。1伝票あたり99行まで入力することが可能です。
「明細区分」:明細区分を入力してください。
返品を入力する場合は、「明細区分」を 1:返品 とし、数量をマイナスで入力してください。
値引を入力する場合は、「明細区分」を 2:値引 とし、金額をマイナスで入力してください。
「商品コード」:商品コードを入力してください。
「F3:台帳保守」を押下すると台帳保守システムの商品入力画面が表示され、新規商品を入力可能です。
「F5:商品検索」または[...]ボタンを押下すると商品検索画面からの選択も可能です。
「F6:セット商品」よりセット商品を展開セットすることが出来ます。
「商品名」:商品名を入力してください。商品マスタの商品名が初期値としてセットされます。
「倉庫コード」:在庫対象の商品の場合には、倉庫コードを入力してください。
商品マスタの在庫管理区分が「1:する」になっている場合は倉庫マスタの先頭倉庫コードが初期値としてセットされますので商品を出庫する倉庫を指定してください。
AccessPower在庫管理EXも導入されている場合は、出庫対象となる商品の場合には必ず倉庫コードを入力する必要があります。倉庫コードが入力されているデータは自動的に出庫計上されます。
「入数」:入り数を入力してください。商品マスタの入数が初期値としてセットされます。入り数を入力すると「入数」×「箱数」が数量へセットされます。
「箱数」:箱数を入力してください。箱数を入力すると「入数」×「箱数」が数量へセットされます。
「数量」:数量を入力してください。
「単位」:単位を入力してください。商品マスタの単位が初期値としてセットされます。
「単価」:売上単価を入力してください。
得意先単価入力に登録されている場合は、得意先単価入力の単価が参照されます。
得意先単価入力に登録されていない場合には、商品マスタの販売単価に「単価掛率」を乗算した単価がセットされます。
「F7:単価履歴」より過去の単価を参照セットすることも出来ます。
「金額」:「数量」×「単価」を求め、小数点以下を「金額端数区分」により処理された金額が表示されます。
「課税区分」:課税区分を入力してください。商品マスタの課税区分が初期値としてセットされます。
「税率」:消費税率を入力してください。商品マスタの消費税率が初期値としてセットされます。
「原単価」:原単価を入力してください。商品マスタの原単価が初期値としてセットされます。
「粗利額」:「金額」−「数量」×「原単価」−「内税額」により求められた金額が表示されます。
「詳細」ボタン:詳細画面が表示されます。({Alt}+M)
「備考」:備考を入力してください。
「摘要」:摘要を入力してください。[基本情報入力]の『規定値』[売上入力]の「摘要」を入力しておくと、初期値としてセットされます。
「F5:コード検索」を押下すると摘要検索画面からの選択も可能です。
明細行を挿入する場合には、挿入したい次行へカーソルを置き、「行挿入」ボタン(または {Alt}+A )を押下してください。
明細行を削除する場合には、削除したい行へカーソルを置き、「行削除」ボタン(または {Alt}+D )を押下してください。
明細行を移動する場合には、移動したい次行へカーソルを置き、「行上移動」ボタン(または {Alt}+U )、「行下移動」ボタン(または {Alt}+S )を押下してください。
伝票の入力が完了したら、「F9:登録」を押下してください。売上伝票がデータへ更新されます。
[基本情報入力]の『動作設定』「納品書印刷:即印刷」の場合は、「F9:登録」ボタン押下後、「納品書を印刷します。よろしいですか?」のメッセージが表示され、納品書が印刷されます。
[基本情報入力]で『動作設定』「納品書様式」で指定した様式の納品書が印刷されます。([納品書]をご参照ください)
[請求締処理]が済んでいる日付以前の伝票を「登録」「修正」「削除」する場合、
「締処理が済んでいます」の確認メッセージが表示されます。そのまま続行した場合は、
その後必ず伝票日付以降の[請求締処理]を再度実行してください。(古い締切日から順番に再処理してください)
納品書・請求書・領収証の各明細行へ税率印字 および フッタ部へ税率別税込合計額を印字する場合は、[伝票印字設定]で印字チェックONしてください。
[納品書]
納品書を印刷します。
[基本情報入力]で『動作設定』「納品書様式」が"1面"に指定されている場合は、ドットプリンタ用伝票などの複写式伝票として使用できます。
「納品書様式」が"2面"に指定されている場合は、ヒサゴGB1204(A4白紙2面)用紙で設計された納品書が出力されます。(A4白紙の中央に切取線があるものです)
「納品書様式」が"3面"に指定されている場合は、ヒサゴGB1205(A4白紙3面)用紙で設計された納品書が出力されます。(A4白紙に3分の1づつの切取線があるものです)
納品書の各明細行へ税率印字 および フッタ部へ税率別税込合計額を印字する場合は、[伝票印字設定]で印字チェックONしてください。
[都度請求書]
都度請求書を印刷します。
掛売の都度請求書は印刷できません。(掛売の請求書は[請求締処理]後、[請求明細書]から印刷してください)
都度請求書の各明細行へ税率印字 および フッタ部へ税率別税込合計額を印字する場合は、[伝票印字設定]で印字チェックONしてください。
[売上一覧表]
売上一覧表を印刷します。
[売上明細表]
売上明細表を印刷します。
[売上区分別集計表]
売上区分別集計表を印刷します。
「集計項目」:集計したい項目を選択してください。
売上入力時の「明細区分」(売上/返品/値引)毎に集計されます。
[信販売上一覧表]
信販売上一覧表を印刷します。
売上入力時、「伝票区分」が"信販"のものを表示します。
[売上明細照会]
売上明細を照会します。
[入金入力]
入金伝票の入力・修正・削除を行います。
売上伝票の「伝票区分」が"現金"および"信販"の入金は、入金入力する必要はありません。自動的に入金扱いとなります。(入金入力からは参照できません。)
新規伝票の入力を行う時
画面右上のMODEが"新規"になっている時、新規伝票を入力できます。MODEが"修正"になっている場合には、
現在表示されている伝票を登録(F9)するかまたはキャンセル(F11)して、MODEを"新規"にしてください。
既存伝票の修正を行う時
「F8:呼出検索」を押下して修正したい伝票を選択してください。伝票が画面に表示されます。
既存伝票の削除を行う時
「F8:呼出検索」を押下して削除したい伝票を選択し、伝票が画面に表示されたら、「F10:削除」を押下してください。
「入金日」:入金日を入力してください。
「伝票番号」:伝票番号を入力してください。[基本情報入力]の「入金伝票avが自動になっている場合には、入力する必要はありません。
「請求先コード」:請求先コードを入力してください。
「F5:コード検索」を押下すると得意先検索画面からの選択も可能です。
「担当者コード」:担当者コードを入力してください。得意先マスタの担当者コードが初期値としてセットされます。
「F5:コード検索」を押下すると担当者検索画面からの選択も可能です。
「av:明細行番号が表示されます。
「区分」:入金区分を入力してください。
「入金名」:入金名を入力してください。
「金額」:入金額を入力してください。
「手形期日」:入金区分が手形の場合には手形期日を入力してください。
「手形番号」:入金区分が手形の場合には手形番号を入力してください。
「備考」:備考を入力してください。
「摘要」:摘要を入力してください。
「請求履歴情報」:該当得意先の過去の請求履歴内容が表示されます。
明細行を挿入する場合には、挿入したい次行へカーソルを置き、{Alt}+A キーを押下してください。
明細行を削除する場合には、削除したい行へカーソルを置き、{Alt}+D キーを押下してください。
伝票の入力が完了したら、「F9:登録」を押下してください。入金伝票がデータへ更新されます。
[基本情報入力]の「領収書:即印刷」の場合は、「F9:登録」ボタン押下後、「領収書を印刷します。よろしいですか?」のメッセージが表示され、領収書が印刷されます。
[請求締処理]が済んでいる日付以前の伝票を「登録」「修正」「削除」する場合、
「締処理が済んでいます」の確認メッセージが表示されます。そのまま続行した場合は、
その後必ず、伝票日付以降の[請求締処理]を再度実行してください。(古い締切日から順番に再処理してください)
[領収書]
領収書を印刷します。
[入金一覧表]
入金一覧表を印刷します。
[入金明細表]
入金明細表を印刷します。
[入金区分別集計表]
入金区分別集計表を印刷します。
「集計項目」:集計したい項目を選択してください。
入金入力時の「明細区分」毎に集計されます。
「現金売上」欄には、売上入力時、「伝票区分」が"現金"のものが集計されます。
[受取手形明細表]
受取手形明細表を印刷します。
入金入力時、「明細区分」が"手形"のものを表示します。
[請求締処理]
請求締処理を行い、請求データを作成します。
売上伝票の「伝票区分」が"売掛"または"都度請求"、かつ、「請求日」が締切日範囲内の売上が集計されます。
請求時一括消費税は、ここで計上されます。
締処理を再度実行する場合には古い締切日から順番に再処理してください。(古い締切日から実行しないと残高は正しく計算されません)
「締日」:締処理を行う締日を入力してください。(月末日の場合は99を入力してください)
「締切日」:締処理を行う締切日を入力してください。
「請求先指定」:1件の請求先のみ締処理を行う場合は、その請求先コードを入力してください。
請求先指定が空白の場合は、対象の締日の請求先すべての締処理を行います。
締処理が済んでいる期間の売上や入金の入力を行った場合には、その請求先の
締処理を再度行う必要がありますので、請求先を指定して締処理を行ってください。
通常の締処理は、請求先を指定せず、対象の締日の請求先すべての締処理を行ってください。
「F9:実行」を押下すると処理が開始されます。
締切日を誤って入力し実行してしまい、その締切日分の請求データを削除したい場合は、「F10:解除」を行ってください。(同じ締切日の締処理を再度行う場合には、上書き処理されますので解除する必要はありません。)
注意!:得意先マスタの「請求先コード」「締日」「回収月日」などを運用途中で変更した場合には、変更する以前の請求締処理を
再度実行すると、変更後の内容で締処理されてしまうので注意してください。
※末日締め以外の得意先から決算のため月末で締めて欲しいと言われた場合の対処方法
例えば、通常20日締めの得意先が3月末決算のため、3月のみ3月31日で請求書を発行して欲しいと言われた場合は、
3月末の締処理を行なう前に、その得意先の[得意先入力]の「締日」を99(末日)に変更して3月31日の締処理を行えば、
前回の請求日の翌日(3月21日)から3月31日の請求データが作成されます。
その後、その得意先の[得意先入力]の「締日」を20に変更しておけば、次回の4月20日の締処理の際には、その得意先は、
前回の請求日の翌日(4月1日)から4月20日の請求データが作成されます。
[請求明細書]
請求明細書を印刷します。
[請求締処理]が済んでいる必要があります。
[基本情報入力]の「振込口座」を入力しておくことにより、請求明細書へ振込先が表示されます。
請求明細書の各明細行へ税率印字 および 合計部へ税率別税込合計額を印字する場合は、[伝票印字設定]で印字チェックONしてください。
[合計請求書]
合計請求書を印刷します。
[請求締処理]が済んでいる必要があります。
[基本情報入力]の「振込口座」を入力しておくことにより、合計請求書へ振込先が表示されます。
合計請求書へ税率別税込合計額を印字する場合は、[伝票印字設定]で印字チェックONしてください。
[請求一覧表]
請求一覧表を印刷します。
[請求締処理]が済んでいる必要があります。
[回収予定表]
回収予定表を印刷します。
[請求締処理]が済んでいる必要があります。
[得意先元帳]
得意先元帳を印刷します。
請求先コード別に集計表示されます。
※繰越残高の表示について
各得意先(請求先)の繰越残高は、得意先元帳印刷指示画面「期間」の開始日以前の請求締データの請求残高+締以降の売上額−締以降の入金額 が繰越残高として表示されます。
[売掛残高一覧表]
売掛残高一覧表を印刷します。
売上伝票の「伝票区分」が"売掛"または"都度請求"、かつ、「請求日」が当月の売上が集計されます。
繰越残高は[請求締処理]の請求データから自動計算します。
※消費税額の表示について
得意先入力の「税通知区分」が"請求時一括"の得意先は、[請求締処理]で計算された消費税額が表示されます。
例えば、20日締で請求時一括消費税計上の得意先の場合、売上額は今月1日〜末日までの売上額が表示されますが、
消費税額は、今月20日の締処理で計算された消費税額(先月21日〜今月20日までの売上額に対する消費税額)が
表示されます。
[売上日計表]
売上日計表を印刷します。
[売上実績表]
売上実績表を印刷します。
「分析項目」:分析したい項目を選択してください。
[売上推移表]
売上推移表を印刷します。
「分析項目」:分析したい項目を選択してください。
[売上前年対比表]
売上前年対比表を印刷します。
「分析項目」:分析したい項目を選択してください。
[売上実績グラフ]
売上実績グラフを印刷します。
「分析項目」:分析したい項目を選択してください。
[売上推移グラフ]
売上推移グラフを印刷します。
[売上構成グラフ]
売上構成グラフを印刷します。
「分析項目」:分析したい項目を選択してください。
[台帳保守]
各種マスタの保守を行います。
[AccessPower台帳保守EX]をご参照ください。
[請求残高訂正]
請求残高の訂正を行います。
「締切日」:訂正したい請求データの締切日を入力してください。
その締切日に該当する請求データが一覧表示されます。(請求データは[請求締処理]により作成されたデータです)
「前回残高」:修正する前回残高を入力してください。
例えば、月末締の請求先A社の請求残高がシステム上は100,000円となっているが実際には98,000円だったことが判明し、
今回の請求書から請求残高を98,000円に訂正する場合、今回の[請求締処理]を行った後、[請求残高訂正]を行い、
前回残高を98,000円に訂正入力します。
請求先を追加したい場合は、「F9:追加」を押下して請求先コードを選択してください。
注意!:[請求残高訂正]を行った後、訂正を行った締切日の[請求締処理]を再度行うと、訂正した内容は無効になってしまいます。
なお、期中に残高を変更する場合には、会計処理上問題になる場合がありますので担当税理士、会計士などにご相談のうえ行ってください。
[データ一括削除]
売上データ、入金データ、請求データを一括削除します。
この処理を行う前に必ずデータのバックアップを行ってください。
過去のデータを保存しておく必要が無くなった場合には、削除する対象期間を指定し、一括削除を行ってください。
[伝票印字設定]
納品書・請求書の各明細行へ税率印字 および フッタ部へ税率別税込合計額等を印字する場合は、チェックONしてください。
[バックアップ]
データのバックアップ(コピー)を作成します。
データの入力を行ったら、必ずこのバックアップを行うこと、また、ハードディスクやパソコン本体が壊れてしまった場合の対策として、外部媒体へバックアップを作成することをお勧めします。
[基本情報入力]の「バックアップ先」を指定すると、この画面の「バックアップ先」の初期値になります。
[基本情報入力]の「バックアップ維持数」で設定された回数分のバックアップが保持されます。
例えば、業務終了時に1日1回バックアップを行い、バックアップ維持数が3回分に設定されていると、下記のようにバックアップファイルが保持されます。
Backup01_apDataV3 (本日バックアップ分)
Backup02_apDataV3 (前日バックアップ分)
Backup03_apDataV3 (2日前バックアップ分)
もし、前日から既にデータに問題が発生していた場合には、2日前から復元すれば問題を回避することができます。(但しその場合、2日前以降入力されたデータは再入力する必要があります。)
《バックアップを復元する手順》
1.問題が見つかった現在のデータファイル「apDataV3.mdb」は念の為、外部媒体または別のフォルダへコピーを作成しておいてください。
2.データファイル「apDataV3.mdb」を削除する。
3.問題が発生する前のバックアップファイル「Backup??_apDataV3.mdb」を「apDataV3.mdb」に名前の変更を行う。
[リンク先変更]
テーブルのリンク先を変更します。
データファイルの場所が規定の場所と異なる場合には、リンク先変更を行う必要があります。
「新リンク先」へデータファイルの場所を指定し、実行してください。
※LAN環境でデータを共有して使用される場合は、データファイル「apDataV3.mdb」をサーバー上の共有フォルダに置き、
プログラムファイル「adExXxxxSysV3.mdb」を各クライアントPCのフォルダに置き、
各クライアントPCに置いたプログラムファイルから[リンク先変更]により「新リンク先」をサーバー上のデータファイルの場所を指定してください。
[エクスポート]
テーブルデータをCSV形式で出力します。(出力されたデータはExcelやテキストエディタ等で使用できます。)
「テーブル名」:出力したいテーブル名を選択してください。
「文字列中の改行を<NewLine>に置き換える」:データ内に改行が含まれている場合、改行箇所を<NewLine>に置き換えます。
CSVの文字列中に改行が含まれないようにする必要がある場合は、チェックONにしてください。
「出力先」:CSVファイルを作成する場所を指定してください。
出力先へ「テーブル名.CSV」ファイルが作成されます。Excelやテキストエディタ等で開いてご使用ください。
[システム切替]
他のシステムへ切替えます。
メニュー内容を変更したい場合には、[基本情報入力]のメニュー設定を行ってください。
【共通操作】
[入力画面の操作]
入力項目がコンボボックス(リスト選択型)の場合、ファンクションキーの「F4」ボタンを押下するとリストが開きます。
[帳票印刷時の操作]
帳票印刷指示画面で日付範囲項目を空白にすると、すべての日付が対象となります。
(ただし、帳票の種類によっては、必ず日付を指定しなければならないものもあります。)
日付:空白〜空白 ・・・すべての日付(導入開始から現在までの日付)
日付:空白〜2022/03/31 ・・・導入開始から2022/03/31までの日付
日付:2022/03/31〜空白 ・・・2022/03/31から現在までの日付
※帳票の種類によっては、日付の空白指定不可の場合があります。
【導入時の作業】
[インストール]
ダウンロードしたファイルを解凍してください。
c:\AccessPowerEX\へ解凍された場合はそのまま使用できますが、
それ以外の場所へ解凍された場合は、システム起動時にリンク先変更のメッセージが表示されます。
メッセージに従って、リンク先変更を行ってください。
LAN環境で使用される場合は、[リンク先変更]を参照してください。
[各種コード等の入力]
インストールが完了したらまず、《台帳保守》のマスタ入力を順次行ってください。
[開始残高の設定]
「得意先入力」の「開始残高」項目へ伝票入力を開始する時点(前日)での売掛残高を入力してください。
伝票入力を4月1日から行う場合には、3月31日時点での売掛残高を入力します。
「得意先入力」で[F3:表示]を押下すると得意先が一覧形式で表示されるので残高をまとめて一覧入力する際、便利です。
[導入時の注意点]
例えば、伝票入力を4月1日から行う場合には、3月31日時点での売掛残高を入力します。
その場合、請求締日が20日締めなどの月末日以外の締日の得意先については翌月(20日締めの場合は5月20日)までは正しい請求書は作成できません。
(4月20日時点では3月21日から3月末日までの伝票が存在しないため)
正しい請求書が作成できるまでの導入開始から約2ヶ月間は前システムと平行稼動する必要があります。
できる限り平行稼動期間を長めに取って、前システムと今システムの照らし合わせチェックなど十分に行ってください。
【運用上の注意事項】
[LAN環境での注意点]
LAN(C/S)環境で運用する場合、ネットワーク上を流れるデータ量が膨大にならないよう運用上注意する必要があります。
伝票検索画面やコード検索画面、帳票出力指示などでは出来る限りの条件指定を行い、抽出されるデータを少なくし
ネットワークに負担がかからないように指定することをお勧めします。
[マスタのコード削除について]
使用済みのコードは絶対に削除しないでください。正常に動作できなくなります。
だたし、『データ一括削除』などで、そのコードを使用したデータを既に削除している場合には、
そのコードは削除しても構いません。
【SystemWatanabe】
最新情報は、 https://syswat.com/をご覧ください。
【 注意事項 】
■ユーザー登録後、本プログラムを登録者様用として修正して使用することは構いませんが、その内容を無断で公開、転売することはしないでください。
また、本プログラムを運用された際、ご利用者に直接、または間接的に障害が発生しても、いかなる責任を負わないものとし、一切の賠償等は行わないものとさせていただきます。
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